【外来or病棟】

仕事内容や役割などから2つの違いを知ろう!

病棟看護師と比較した外来看護師のメリット・デメリット

家から病院へと通院してくる患者さんをサポートする外来看護師は、入院患者さんをサポートする病棟看護師とは仕事の内容や役割が全然違います。きちんとデメリットやメリットを把握した上で、どちらが自分に向いているのかを判断することが大切です。外来看護師のデメリットは、患者さんとの関係が希薄という点です。病棟看護師は24時間体制で入院患者さんのケアを行うため、患者さんと接する時間は比較的長いという特徴があります。しかし、外来看護師は患者さんが来院して診察を終えるまでの短い時間だけが患者さんとの接触時間となるので、ひとりひとりの患者さんとの関係は希薄になるという傾向があります。2つ目は、病棟看護師に比べると、スキルの向上が遅いという点です。外来看護師に求められる仕事のスキルは、看護スキルの中ではかなり限定されています。そのため、幅広い業務を行う病棟看護師と比べると、スキルの向上が遅くなってしまう傾向があるのです。そして3つ目は、お給料が低くなりがちという点です。外来看護師は基本的に夜勤を行わないため、夜勤手当などの特別手当がお給料につきません。そのため、病棟看護師よりもお給料が低くなってしまうというケースがあります。

次にメリットについてです。外来看護師のメリットは、生活リズムが整いやすく、重労働が少ないという点です。前述の通り、外来看護師は基本的には夜勤をしません。そのため、生活リズムが一定に保ちやすく、子育てと両立することも不可能ではありません。また、病棟看護師と比べると比較的重労働が少ない仕事が多いという特徴があります。さらに看護師向けのサイト<http://gairai-nurse.com>によると、外来の仕事ではコミュニケーション能力やアセスメント能力が身につきやすいといったメリットもあるようです。